ウィザードリィエクス2 ~無限の学徒~
2006年にマイケルソフトというメーカーから発売されたPS2(プレイステーション・ツー)専用ソフトで、私が当時めちゃくちゃハマったゲームでもあります。
他にもいろんなウィザードリィがあるのですが、一番ハマったのがエクス2でした。前作にあたるウィザードリィエクス ~前線の学府~ も当然先にプレイしましたが、やはり2には及ばない…
というわけで前置きが長くなりましたが、今回はそのエクス2がどんなゲームなのかを掘り下げていこうと思います。
ウィザードリィ初心者でも遊びやすい!
そう、初心者でも遊びやすいんですよ。
ウィザードリィってマジでシビアなので、戦闘で攻撃がまともに当たらなかったり魔法を使える回数も少ないし、敵もけっこう強かったりするので、序盤はすぐに死んでしまうんですよ。
でもエクスだとそれなりに攻撃が当たってくれるし、お金を経験値に変換できるシステムがあったりするので、レベルを上げるのが他のウィザードリィシリーズに比べるとラクな方なんですよね。
読み込み(ロード)もめっちゃ速いので、一回の戦闘が10秒くらいで終わることもしばしば。スクロールの文字に目が付いていかないほど。マジで速いですw
イベントに関しても詰まってしまうような難解なモノはほとんど無いので、サクサク進めていける仕様になってると思います。まあリドルで悩むかもだけど…
もちろん、ウィザードリィの名前を冠してる作品なので、それなりに凶悪な側面もあったりしますけどね。
ダメージ床と呪文禁止区域が重なってたり(絶対ダメージ食らう…)、ドアを開けた瞬間にパーティー全員が水の中に落ちて溺れ死んだり(フェアリーなどの空を飛べるキャラが一人でもいないと全滅!)
まあそれでもまだ簡単に進めていける部類だと思います。初心者向けだと言えるでしょう。
武器・防具などアイテムの種類がハンパない!
そうなんです。めっちゃ多いんですよ!アイテムの種類!(*’ω’*)
本家のウィザードリィと比べると、何倍も多かったりします。これを集めていくだけでも、かなり楽しかったりするんですよね~♪
装備を替えるとマネキンにその装備が表示されるので、それを観るのも楽しみの一つと言えますね。
基本的にエクス2では、様々な素材を使って装備を錬金で作るのが主な仕様となっています。なので素材を拾えないといつまでたっても装備が変わっていきません。
でも稀にユニークアイテムという完成品を拾うことがあって、それが素材から作ったモノよりも高性能だったりします。
一部の職業専用の装備であることが多いのも特徴で、あの村正や聖なる鎧もユニークアイテム扱いになっています。当然、強いですよ⁉見た目もカッコいいし♪
まあなかなか拾えませんけどねw
ちなみにクエストの進め方はもちろん、アイテムの合成レシピとか、学位の取得条件とか、《意外とわからない要素》がかなりあったりします。
なのでソフトと一緒に攻略本も買っておいたほうがスムーズに進められます。とくに合成レシピは有用です。
攻略サイトもあるにはあるのですが、すべてカンペキには載ってないので、やはり攻略本はあった方がイイですよ~。
意外と《良BGM》が多い!
システム面もバッチリ。ハクスラも楽しい。
これだけでも良ゲーなんですが、BGMもイイのが揃ってたりするんですよね~。
とくにボス戦!緊迫した雰囲気がちゃんと出ていて、なかなかカッコいい!
アーレハイン聖戦学府と、その寄宿舎なんかもけっこうイイ感じ♪
ただロード(ダンジョンのこと)を歩いて探索してる時は、BGM無し!ひたすら足音だけが鳴り響きますねw
ここだけはちょっと残念な部分でした…
やりこみ要素(裏ボス)もしっかり用意されてる!
もはやほとんどのRPGで実装されてるやりこみ要素ですが、エクス2にもちゃんと用意されてます。いわゆる裏ボスってヤツですね。
名前は伏せますが…まともに戦うと瞬殺されるほど強いですw
でも自分のキャラを限界まで育てるとその裏ボスも楽勝にすることが可能です!
レベルの上限は99なのですが、ある装置を使って一定のレベルまで育ったキャラを転生させると、力や素早さなどの特性値を底上げすることが可能に!
それを繰り返すと裏ボスにも普通に勝てるほど強くなるのですが、ぶっちゃけ途中で飽きます…ひたすらレベル上げって、ホントに眠くなりますからね…
でも宝箱を開けまくってアイテムを集める作業が楽しかったりもするので、それもウィザードリィの醍醐味でしょう。
もう一匹、裏ボスがいれば良かったのになぁ…惜しいなぁ…
まとめ
ウィザードリィ初心者でも遊びやすくて、ハクスラも楽しい、しかもやり込みも豊富…
一時期は値段が高騰して入手が困難だった(一万円以上とかしてた…)のですが、今は中古で3000~6000円くらいで買えると思うので、未プレイの方はぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。